雨のいいわけ

僕がしななかったのは世界がまだ美しさの余韻を隠し持っていたからで
世界がいきていたのは僕がまだ真実を知ることを正しいと思えなかったからで

いつかしぬということばの反対がいきるじゃなくてしねないになるとき
くるしいの反対がしあわせになればいいと常々かんがえている

果たして空は青いのだろうかだとか教えてくれなくていい
めに映るものはそれがすべてで
しかしそれだけではないということを肌で学んだ
愛のかたちがひとつでないのと同じなんだって言ってよ
それならきっと雨だっていとしい

20070420